人間も猫も、日々食事を通して必要な栄養素を吸収しています。

その中でも欠かすことができないのが、『ミネラル』ではないでしょうか?

ミネラルは脳を作る上で重要であり、酵素の働きに深く関わっています。

そんなミネラルのバランスが滞ってしまった場合、猫の健康はどのようになってしまうのでしょう?

今回は、猫の健康に欠かせない『ミネラル』『マグネシウム』必須ミネラルなどについてリサーチしてみました。

1 そもそもミネラルやマグネシウムとは?

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ミネラルには様々な種類がありますが、その中でも猫にとって欠かせないマグネシウムの働きを見ていきましょう。

ミネラルの働き

ミネラルとは、体の機能維持に欠かせない栄養素です。

人間も猫も、ミネラルは必須栄養素であると同時に、摂取しすぎは注意が必要です。

特に、室内飼いの猫ちゃんは、日々の食事でしか栄養素が補えないため、ミネラルの摂取も非常に重要なのです。

マグネシウムの働き

マグネシウムの主な働きは、骨や歯の形成にあります。骨はカルシウムというイメージがあると思いますが、実はマグネシウムが重要だったのです。

人間の骨の約50~60%がマグネシウムだということは、肉食の猫ちゃんもこの数値に匹敵するほど多くのマグネシウムで骨格が構成されているでしょう。

マグネシウムの不足は、骨格形成の不足、つまり成長や身体機能の弊害を意味することに。

含有食品

  • 魚介類
  • 藻類
  • 野菜類
  • 豆類

猫ちゃんが好む食材にも多くのマグネシウムが含まれています。

キャットフードを選ぶ際は、肉や魚由来のものを選んであげると、マグネシウム不足を予防することができます。

2 猫に必要なミネラルについて

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ミネラルの種類は多く、全て数えるとゆうに100種類を超えてしまいます。

全てのミネラルを摂取せずともよいのですが、猫にとって必須または微量必が必要な種類があります。

猫に必要な主要必須ミネラル

主要必須ミネラル(1日の必要摂取量が100mg以上)

  1. カルシウム
  2. リン
  3. カリウム
  4. ナトリウム
  5. マグネシウム
  6. 塩化物(塩素、Cl、クロール)

猫に必要な微量必須ミネラル

微量必須(1日の必要摂取量が100mg以下)

  1. 微量必須ミネラル
  2. マンガン
  3. 亜鉛
  4. ヨウ素
  5. セレン

3 ミネラルバランスが崩れると腎不全や尿路結石に!

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ミネラルバランスが崩れると、思わぬ疾患に見舞われてしまうことに!

一例ですが、ミネラル不足が原因と考えられる症状をあげてみました。

 

  • リンが多く、カルシウムが少ない場合

ストロバイト結石➔慢性腎不全

 

  • カルシウムが多く、リンが少ない場合

ストロバイト結石

 

  • カルシウムが多く、マグネシウムが少ない場合

発育不全、筋肉の痙攣

4 加齢似合わせてミネラルバランスの調整が必要!

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猫は元々、あまり水を飲まず食物から水分を摂取することも多い動物です。

新鮮な魚や肉には、鮮度が良いため水分量も多いのですが、現代ではキャットフードを主食としている猫ちゃんも多く、そのためミネラルの過剰摂取が問題に。

泌尿器の疾患は症状が表面に出るまで時間があり、気づいた時には手遅れということも少なくありません。

成長に合わせ、ミネラルバランスを調整し新鮮なお水を飲ませる工夫が大事です。

  • 子猫・成猫期➔マグネシウムが低いフード
  • 高齢期➔マグネシウム・カルシウムの含有量が低いフード

基本的に、市販のキャットフードを与える上でミネラルが不足することはほとんどありません。

従って、飼い主さんが配慮すべきはミネラルの過剰摂取です。

成長に応じたバランスのよいミネラルを含むフードを選ぶようにしましょう。

5 愛猫のミネラルバランスはフードで調節可能!

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食事面でどのような工夫を行えば、ミネラルバランスを保つことができるのでしょうか?

ドライとウエット併用

ドライフードとウェットフードを必要に応じて交互に与えると、尿のPHバランスも安定します。

普段ドライフードだけだという場合は、水分量の多いウェットフードにも慣れさせておきましょう。

また、室内に設置する水飲み場は飼う猫の数と同等以上に!

1日2食分けて与える

食事の最中は、胃酸が分泌されるので尿に排出される酸の数値が低くなります。

つまり、一度に与える餌の量が多いと、その分尿のPHバランスがアルカリ性に傾いてしまうことになります。

早食いや大食いを防ぐためにも、1日に与える餌の量を数回に分けPHバランスの安定化をはかりましょう。

与え方のポイントとしては、朝にウェットフード、夜にドライフードといった感じで水分量の供給を調整しましょう。

まとめ

茶トラ 眠る 猫

猫ちゃんのミネラルバランスは、ペットフード次第。

また、水分摂取の際はコツが必要になるので、水飲み場を増やしたり、ドライフードとウェットフードの調整等で補水を増やす工夫を意識しましょう。

最も重要なのは、餌に含まれるミネラルのバランスを飼い主が意識することです。

少しでも体調に異変を感じた際は、獣医に相談し適切なミネラルバランスの指導を受けましょう。

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