更新日:2019/02/22

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子猫と成猫にキャットフードを与える時は、どのような点に気をつければいいのでしょうか。

見た目は同じそうだしイマイチ違いがよく分からない…原材料?

子猫と成猫は同じキャットフードでもいいのかな?

 

…と悩んでいる飼い主さんも多いのでは?

 

この記事では、

子猫と成猫のキャットフードの違いや子猫に与えるキャットフードの選び方について紹介していきます!

 

子猫を立派な猫ちゃんに成長して欲しい!と願っている飼い主さんは、ぜひ読んでみて下さいね★

成長期の子猫に必要な健康なカラダづくり

始めに、子猫は生後12ヶ月までの体の変化やミルクからキャットフードの切り替えるタイミングを紹介していきます。

生後12ヶ月までの子猫はカラダづくりに重要なタイミング

子猫_原っぱ_走る

猫は1年の間にして、人間の15倍成長すると言われるほど成長がとても早い動物です。

生まれてから4ヶ月経つまでに体重が約4~5倍も増え、

4ヶ月以降も成長は緩やかですが、体重が2~3倍は増えると言われています!

 

子猫の成長_グラフ

参考元:https://www.royalcanin.co.jp/dictionary/life_stage/%E7%8C%AB%E3%81%AE%E6%88%90%E9%95%B7%E6%9C%9F

 

子猫にとって1歳を迎えるまでの12ヶ月間は、ぐんぐんと成長出来るとても大切な時期。

ミルクからキャットフードに切り替えるタイミングを逃さず、子猫に必要な栄養をしっかり与えることが重要です。

ミルクからキャットフードの切り替えはいつ?

子猫_ミルク

ミルクからキャットフードに切り替えるタイミングは下記の通りです。

年齢 成長過程 食事
生後0~4週間 まだ赤ちゃんで母乳やミルクしか飲めません。 母乳や子猫用のミルク
生後4~8週間 食事に興味が出てきて来る時期で、
柔らかいフードなら食べる事ができます。
ミルクを混ぜた離乳食・
子猫用ウェットフード
8週間~4ヶ月 固いフードも食べられるようになり
ドライフードも少しづつ食べることが
出来るようになります。
子猫用ウェットフード・
子猫用キャットフード
4ヶ月~

歯もだんだん成長し、
ドライフードを食べることが出来る。

子猫用ウェットフード・
子猫用キャットフード

猫は生後4週間ほどでミルクを卒業することが出来、柔らかいフードなら食べることが出来ます。

この時期に、子猫用のウェットフード・キャットフードでデビューをしてみるのもいいですが、

まだ、小さい猫は噛む力も弱く器官も狭いので、キャットフードをお湯でふやかして与えてあげて下さい。

 

本格的に子猫用のフードを与えることが出来るのは、8週間目ぐらいです。

固いフードも食べられるようになってきますが、与え始めは柔らかいフードに混ぜてあげましょう。

 

次は、キャットフードの種類について紹介していきます。

キャットフード基本の種類

キャットフードには、大きく分けて下記のような種類があります。

・総合栄養食
・一般食
・副食
・嗜好食 …など

猫の主な食事になるものは『総合栄養食』です。

総合栄養食は、子猫の成長に必要な栄養がバランス良く配合されています。

骨や筋肉の土台を作り成長をサポート出来るので、

キャットフードを選ぶ時は、子猫用の総合栄養食であるか確認してから購入しましょう。

 

その他の、一般食・副食・嗜好食は、おやつや間食で与えるものなので

メインの食事にしないように注意して下さい。

子猫用と成猫用のキャットフードの違い

親猫_子猫

子猫用と成猫用のキャットフードの違いについて紹介していきます

摂取カロリー

子猫と成猫では摂取カロリーが違います。

なんと、子猫は成猫の2倍ほどのカロリーを必要とします!そのため、キャットフードもカロリーが高めです。

 

子猫に必要なカロリーの目安は下記の通りです。

週齢(体重) 体重1kgあたりの必要カロリー
8週齢(0.6-1.0kg) 260kcal/kg
14週齢(1.2-1.6kg) 200kcal/kg
20週齢(1.8-2.5kg) 150kcal/kg
40週齢(2.9-4.0kg) 100kcal/kg
52週齢(3.0-4.3kg) 80kcal/kg

週齢によって必要なカロリーが変わるので、

体重管理を行い栄養不足にならないように注意しましょう!

栄養価

猫_座る

子猫は成猫に比べ、体の発達が完全でなく栄養不足になりがちです。

子猫に必要な栄養素について紹介していきます。

タンパク質

food_eiyou3_tanpakushitsu

タンパク質は、猫の主成分となります。

その中でも、特に重要な栄養素となるのがタウリンです。

 

タウリンは、タンパク質を代謝する段階で作られますが、

子猫はタンパク質を代謝する力が弱いので、不足しがちになります。

 

タウリンが不足してしまうと、体調不良や心臓機能の低下、網膜に影響を与え視力に影響し子猫の健康・成長を阻害する可能性があります。

そのため子猫には、肉や魚に含まれているタンパク質をしっかり与えることが大切です。

脂肪(脂質)

脂肪は、肥満になる原因と思われがちですが、猫にとって必要な栄養素になります。

脂肪は、消化する過程で脂肪酸に分解され”飽和脂肪酸”と不飽和脂肪酸”と呼ばれる栄養素になります。

不飽和脂肪酸はガンを抑制・免疫力を高める効果があり病気予防に繋がりますが、

猫の体では作られないので食べ物から摂取する必要があります。

摂取出来る食品
アジ、サバ、カツオ

将来病気にかかりにくい体にするために、”不飽和脂肪酸”が摂取出来る原材料が配合されているか、チェックしましょう。

ビタミン

ビタミン_イラスト

ビタミンには多くの種類がありますが、特に猫に必要なビタミンは、ビタミンB群です。

ビタミンB群は、猫の体作りに欠かせない栄養となります。

ビタミンB群 体に与える影響 摂取出来る食品
ビタミンB1 糖質をエネルギーに
変換する働きがある
豚肉
ビタミンB2 抗酸化作用がある 豚レバー、鶏レバー
ビタミンB6 毛つやを良くしたり
成長をサポートする
かつお、マグロ
ビタミンB12 貧血防止、免疫力を高める 牛肉

ビタミンB群が不足すると、食欲減退や歩行失調など子猫の成長に影響することがあるので、

原材料表示を確認し、栄養不足にならないようにしましょう。

ミネラル

ミネラルは、子猫の骨を作り成長をサポートしてくれる栄養素です。

栄養素 体に与える影響
カルシウム 骨や歯の構成成分となる、血液の凝固を助ける、
筋肉の収縮、神経伝達、細胞膜の透過性に影響を及ぼす
リン 骨や歯の構成成分、筋肉の形成、
脂肪・炭水化物・タンパク質の代謝、リン脂質とエネルギーの生産
カリウム 筋肉収縮、神経刺激伝達、酸塩基平衡の調整、
浸透圧の維持、エネルギー輸送
マグネシウム 骨と細胞内液の構成成分、神経筋の伝達、
様々な酵素活性成分、炭水化物と脂質の代謝
酵素の成分、酸素の活性化、ヘモグロビンやミオグロビンの成分

参考元:https://www.konekono-heya.com/syokuji/mineral.html

栄養素はバランス良く摂取することが大切です。

キャットフードを選ぶ際は、豊富な食材が配合された栄養バランスの良いキャットフードを選びましょう。

量と回数

子猫と成猫では、1日に食べる量と回数についてみていきましょう。

 

【子猫】

月齢 平均的な体重 1日のフード量 1日の食事回数
1~2ヶ月 400g~1kg 26~53g 3~5回
2~4ヶ月 800g~2kg 44~74g 2~4回
4~6ヶ月 1.5kg~2.5kg 60~86g
6~9ヶ月 2kg~3.5kg 59~90g 2~3回
9~12ヶ月 3kg~5kg 80~117g

参考元:https://nekonekobu.jp/catfood-amount/#1-4

補足
子猫は、器官も細く胃も小さいので、1回に多くの量を食べることが出来ません。
そのため、食事の回数を多めにして栄養を摂れるようにしてあげましょう。

 

【成猫】

体重 1日のフード量 1日の食事回数
~2.5kg ~44g 2~3回
2.5~3.5kg 44~57g
3.5~5kg 57~74g
5~6.5kg 74~90g
6.5~8kg 90~105g
8~10kg 105~124g

参考元:https://nekonekobu.jp/catfood-amount/#1-4

補足
成猫になると、食事の量は2~3回で大丈夫です。
食事を与える時は、食事の時間を決めてダラダラ食いをしないように注意しましょう。

子猫用のキャットフードを選ぶ3つのポイント

子猫用のキャットフードの3つのポイントについて紹介していきます。

無添加

空_庭_植物

子猫に限らず、キャットフードを選ぶ時は、無添加であることがポイントです。

添加物は、小さい猫の体に体調不良や病気のリスクを与える可能性があります。

添加物が与える影響は下記のようになっています

 

【酸化防止剤】

物質名 危険性
ブチルヒドロキシアニソール(BHA) 発がん性
ジブチルヒドロキシトルエン(BHT) 発がん性
エキトシキン アレルギー性皮膚炎
酸化防止剤は、猫の健康に悪影響を与える場合があるので注意が必要です。
無添加のキャットフードでは、天然由来成分で代用することがあります。

 

【合成着色料】

物質名 危険性
赤色40・102号 発がん性
黄色4号 発がん性・アレルギーを引き起こす可能性がある
青色1号・2号 アレルギーを引き起こす可能性がある
着色料はキャットフードに不要と言われています。
飼い主さんに美味しく見せるように付けられているので、猫の健康を考えると要らない添加物です。

 

【人工香料】

香料も、キャットフードには不要な添加物です。
キャットフードで付ける目的としては、飼い主さんの購買欲をあげるためだけに使用されています。

良質なタンパク質

鶏肉

猫は本来肉食動物なので、タンパク質は重要な栄養源です。良質なタンパク質は、元気に活動するための源となります!

タンパク質といえど、キャットフードを選ぶ際は、質の良いものを選ぶことが大切です。

▲GOOD
・ヒューマングレードである商品
キャットフードを購入する際は、食材がヒューマングレードであるか確認しましょう。
ヒューマングレードとは、「人間も食べることが出来る」という意味で使用されています。
▼BAD
・ミールミート、家禽ミートと記載
・肉副産物

キャットフードに使用されている肉には、どんな動物の肉を使用したか分からないミートミールや家禽ミートが記載されているキャットフードがあります。

ミートミール・家禽ミールは、4Dミートと呼ばれる肉を使用している場合もあるので注意が必要です。

・DEAD  ・・・死んだ動物

・DISEASED・・・死にかけの動物

・DYING  ・・・病気の動物

・DISABLED・・・障害のある動物

グレインフリー

麦畑

最後に、キャットフードはグレインフリーのものを選ぶようにしましょう。

グレインフリーとは?

グレイン=穀物。
キャットフードに記載されているグレインフリーは、穀物不使用という意味です(ฅ^・ﻌ・^)ฅ

猫は肉を消化しやすく、穀物は消化しにくい体です。

子猫は、成猫に比べると消化する働きが弱いので、穀物を大量に摂取すると体に負担をかけてしまいます。

そのため、消化の良い肉や魚を中心としたタンパク質が豊富に摂れるキャットフードを与えるようにしましょう。

子猫用キャットフードに関するQ&A

子猫_下を向く

子猫用キャットフードに関する気になる質問に答えていきます(ฅ^・ﻌ・^)ฅ

成猫に子猫用のキャットフードをあげてもいい?
肥満の原因に繋がるので注意!
子猫用のキャットフードは栄養価が高いため、成猫に与え続けてしまうと肥満の原因に繋がります。
子猫と成猫ではカロリー摂取量が違うので、成猫には成猫用のキャットフードを与えるようにしましょう。肥満は、糖尿病や肝臓病など様々な長期を引き起こす可能性があります。体重管理はしっかり行って下さいね。

 

ドライタイプとウェットタイプではどちらがいいの?
猫用キャットフードならどちらでもOK♪
ドライタイプは、価格も安く水分量がすくないので、長期間の保存がきくため長持ちできます。歯に付きにくいので、虫歯になりにくくよく噛むのであごの発達に適しています。
そしてウェットタイプは、水分が多く保管方法によって質が落ちてしまうこともあるので注意が必要ですが、水をあまり飲まない猫の水分不足を予防出来ます。
基本的には、どちらでも大丈夫ですので猫の体調や性格に合わせて選びましょう。混ぜてあげるのもおすすめですよ。

 

特に気をつけておきたい原材料はなに?
基本は無添加・グレインフリーキャットフード
子猫に与える際は、無添加・グレインフリーキャットフードであることは基本です。添加物は、発がん性のリスクもあるため無添加の商品を選びましょう。また、グレイン(穀物)も猫にとっては消化しにくい食材で、体に負担をかけるので、グレインフリーキャットフードがおすすめです。
その他にも、質の悪い肉副産物・ミートミールは避けるようにして下さい。
 

まとめ

子猫_白猫

 

まとめ (^・ﻌ・^)ฅ

子猫と成猫は「カロリー」「栄養素」が違う

生後12ヶ月は成長期。栄養をたっぷり与えよう!

子猫のキャットフードを選ぶポイントは【無添加】【良質なタンパク質】【グレインフリー】であること

栄養バランスが良いキャットフードを選び、食事の回数や量に気をつけよう

 

子猫にキャットフードを与える時は、水分も与えて水分不足にならないように気をつけましょう!

2kgの猫ちゃんであれば、72mlのお水が必要です。下の計算式を参考にして見て下さいね♪

目安水分「1.2×(30×体重kg)ml」

 

子猫のキャットフードの選び方を参考に、可愛い猫ちゃんの成長を見守っていって下さいね★

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