キャットフードの基本情報

猫ちゃんの食物アレルギーはキャットフードが原因?グレインフリーキャットフードのメリットは?

キャットフード 手渡し

 

猫ちゃんが下痢やおう吐を繰り返したり
体を傷がつくまで掻き続ける、そんな症状がでていたら

猫ちゃんは食物アレルギーを引き起こしているかもしれません!

 

猫ちゃんの食物アレルギーと聞いてもいまいちピンとこない飼い主さんは
どんな食品が猫ちゃんのアレルギーの原因になるのか
どのような症状が出るのかなどを知る必要があります。

 

ここでは、アレルギーの原因の一つである穀物に焦点を当てて、
症状や対処法をご紹介しています。

ぜひ参考にして下さい。

 

1.猫ちゃんの食物アレルギーについて知ろう!

食物アレルギーとは、特定の食品に対して体が過剰反応を起こしてしまうことを言い、
アレルギーの原因のことを「アレルゲン」や「アレルゲン物質」といいます。

 

猫ちゃんも人間と同じように食物に対してアレルギー反応を起こすことがあり
時には命に関わるほど重症になってしまう危険性があるんです。

 

食物アレルギーを発症しやすい時期は?

猫ちゃんは生後6ヶ月~2歳ごろまでがアレルギーを発症しやすい時期と言われています。

様々なキャットフードを食べられるようになり
アレルゲンの蓄積がある分、アレルギーの発症リスクが
他の年代の猫ちゃんよりも高くなります。

 

高齢になったシニア猫ちゃんも免疫力が落ちているので発症する可能性は十分あります。

長年摂取し続けても大丈夫だったアレルゲンが
免疫が落ちたことでアレルギーを発症させてしまう可能性もあるのです。

 

子猫の場合は、様々なキャットフードが食べられるようになる生後3~4ヶ月頃から
アレルギーを発症する可能性が上がってくるかもしれません。

 

また、アレルギーは今まで何の問題もなかった子が突然発症することもあるのです。

今まで与えていたキャットフードがある日突然食べれなくなってしまいます。

 

食物アレルギーが引き起こす症状は?

食物アレルギーには30分以内に症状が出る即時性タイプ
1日以上かけてじわじわと症状が出てくる遅延性タイプがあります。

 

【主な症状】

  • 下痢やおう吐
  • お腹の張り・お腹が鳴る
  • 全身の痒み・発疹・掻く
    (それにより毛が抜けたり、引っ掻き傷ができる)
  • 発熱
  • 外耳炎
  • 膿皮症

また、食物アレルギーに似た「食物不耐症」と呼ばれる症状があります。

食物不耐症はアレルギーとは少し違うのですが症状が似ているため見分けることは難しいです。

 

アレルゲン(アレルギーの原因)になり得る食品

食物アレルギーはアレルゲンとの摂取や接触に原因があります。

 

猫ちゃんのアレルゲンになりやすい食物は
魚・牛肉・豚肉・鶏肉・穀物…などのタンパク質が含まれているものがあげられます。

 

タンパク質は猫ちゃんにとって必要な栄養素ですがアレルゲンになる可能性が非常に高いのです。

 

また、豚肉や魚肉に含まれている
ヒスタミンという成分がアレルギーの原因になることもあります。

 

鶏肉や魚肉は良質なキャットフードにも使用されることが多く
猫ちゃんにとっても必要な動物性のタンパク質なので
与えた後は、アレルギーの症状が無いか注意して見てあげましょう。

 

小麦・大豆・トウモロコシなどの穀物に含まれている植物性のタンパク質もアレルゲンになります。

 

2.猫ちゃんが食物アレルギーになる原因やきっかけは?

さきほどお伝えしましたが、アレルギーの原因は主にタンパク質にあります

 

摂取したタンパク質がきちんと消化できないまま体内に吸収されてしまった場合や

子猫のうちから同じ食材のタンパク質を与えられていると
蓄積された特定のタンパク質が体から異物と認識されてしまいます。

この、異物と認識されたタンパク質に血中の抗体が過剰に反応して起こるのがアレルギーです。

 

さらに、猫ちゃんが食物アレルギーになるきっかけは

アレルゲンとなり得る食物の過剰摂取や消化器系の異常
免疫力の低下などにより一時的にアレルギーの症状が出る場合
何らかの原因で消化器官系の粘膜が傷ついていることで
アレルゲンを異常に吸収してしまいアレルギーを発症する場合など様々です。

 

また、猫ちゃんによってはアレルギーが体質として遺伝することもありますし、
避妊や去勢の手術によるホルモンバランスの変化からアレルギーを発症することもあります。

 

アレルギーを発症するきっかけや原因は猫ちゃんによって様々です。

またアレルゲンになる食物も猫ちゃんによって違うので特定するのは難しいです。

 

特に気を付けたいアレルゲン ー穀物についてー

穀物 穂

穀物はキャットフードの中でもかさ増しやコスト削減のために大量に使用されていることが多いです。

長期間、穀物が大量に含まれたキャットフードを食べ続けると
植物性のタンパク質が体に異物と認識され、アレルゲンとなる可能性が高いのです。

 

また、猫ちゃんは肉食動物のため、消化器官の作り的に穀物の消化吸収に向いていません。
このことも「特に気を付けたいアレルゲン」に穀物を選んだ理由として含まれています。

 

猫ちゃんの消化器官のつくりは穀物の消化に向いていない

猫ちゃんは雑食や草食の動物とは違う、肉食動物だからこその消化器官をもっています。

 

猫ちゃんの消化器官の特徴

  • 食べ物をすりつぶすための臼歯がほとんどない
  • 腸が2mほどで短い
  • 乳糖を上手く消化できない

 

臼歯とは奥歯のことで、食べ物を細かくすりつぶす時に使う歯のことです。

 

その臼歯がほとんどない状態の猫ちゃんは、立派な犬歯でお肉を噛みちぎったあとは
ゴクンと丸のみしてしまいます。

「お肉を丸のみ」というとビックリしてしまうかもしれませんが
お肉は消化や吸収が早く、すり潰すほど噛まなくても上手く消化されてくれるのです。

 

また、小腸が発達しているのも動物性のタンパク質や脂質の消化吸収に向いた消化器官の特徴で
動物性のタンパク質をエネルギー源にできる体のつくりになっています。

 

そのため猫ちゃんは炭水化物からエネルギーを摂取する必要がありません。

 

穀物には植物性のタンパク質の他に炭水化物が多く含まれています。

猫ちゃんは、乳糖と言われる炭水化物などに多く含まれる成分を消化する酵素が少ないです。
乳糖を大量に摂取してしまうと消化不良を起こし下痢になってしまいます。

 

キャットフードに含まれている穀物は、すでにすりつぶされているので噛む必要はありません。

ですが腸が短く、炭水化物を消化する酵素が少ない猫ちゃんにとって
穀物の消化は体にかかる負担が大きく、大量に摂取すると消化不良を起してしまう原因になります。


慢性的に消化不良を繰り返しているうちにアレルギーを発症してしまう可能性があるため
穀物は気を付けるべきアレルゲンなのです。

 

穀物による食物アレルギーを避けたい時の対処法!

本来、肉食動物の猫ちゃんにとって
穀物が大量に使用されているキャットフードを食べ続けることは
体への負担が大きくアレルギーを発症する可能性を高めてしまいます。

ですが格安のキャットフードは穀物が大量に使用されている場合がほとんどです。

 

穀物によるアレルギーを予防する場合やアレルギーを発症した場合には
グレインフリーのキャットフードがおすすすめです。

 

グレインフリーキャットフードってしってる?

グレインフリーキャットフードとは肉食動物である猫ちゃん本来の食事に合わせ
原材料に穀物を含んでいないキャットフードのことをいいます

 

穀物を大量に使用しているキャットフードは
スーパーやペットショップなどで格安で購入することができますが

グレインフリーキャットフードは原材料や成分にこだわりがあるため
市販のキャットフードに比べると少し高価になってしまいます。

 

また、市販での販売は少なく、だいたいのグレインフリーキャットフードが
公式サイトなどでネット販売されています。

 

市販のキャットフードに比べると手に入れにくいイメージの
グレインフリーキャットフードですが

炭水化物を消化する酵素が少ない猫ちゃんにとっては
穀物が使用されていないグレインフリーのキャットフードはとても消化に優しく
動物性のタンパク質を適切に摂取することができる優れた食事なのです。

 

さらに、炭水化物の摂取量が減ることで肥満や糖尿病の予防にもなるので
ダイエットキャットフードとして人気があるのもグレインフリーキャットフードの特徴です。

 

3.グレインフリーキャットフードおすすめランキング

穀物による食物アレルギーの対策や
穀物がアレルゲンになってしまった猫ちゃんにおすすめのキャットフードを紹介します。

 

1位:モグニャン
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価格 3,960円(1.5kg)
備考 無添加・お試し価格あり
特徴
  • 人工添加物や穀物を含んでいない。
  • 主原料は白身魚を60%以上使用。
  • 白身魚が主原料なので低カロリーになっている。
  • 人間が食べても問題のないヒューマングレード品質の食材が使用されている。
  • 子猫・成猫・シニア猫(老猫)など、全年齢の猫ちゃんに与えることができる。
  • 低カロリーなので老猫や避妊・去勢手術後の猫ちゃんや
    腎臓に不安のある猫ちゃんにおすすめ。

 

 

2位:カナガン
カナガンキャットフードのPR
価格 3,960円(1.5kg)
備考 無添加・お試し価格あり
特徴
  • 人工添加物や穀物を含んでいない。
  • 主原料はチキンを60%以上使用。
  • チキンが主原料なのでタンパク質と脂質のバランスが良い。
  • 人間が食べても問題のないヒューマングレード品質の食材が使用されている。
  • 子猫・成猫・シニア猫(老猫)など、全年齢の猫ちゃんに与えることができる。
  • 高タンパク・高脂質なので成長期の子猫におすすめ。

 

 

3位:シンプリー
シンプリー 広告
価格 3,960円(1.5kg)
備考 無添加
特徴
  • 人工添加物や穀物を含んでいない。
  • 主原料はサーモンを70%以上使用。
  • サーモンが主原料なので低カロリーになっている。
  • 人間が食べても問題のないヒューマングレード品質の食材が使用されている。
  • 子猫・成猫・シニア猫(老猫)など、全年齢の猫ちゃんに与えることができる。
  • 毛玉ケアや関節ケアにも向いているので老猫におすすめ。

 

 

4位:ジャガー
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価格 4,280円(1.5kg)
備考 無添加
特徴
  • 人工添加物や穀物を含んでいない。
  • 主原料は動物性のタンパク質を80%以上使用。
  • チキンや鴨肉、サーモン、マスなど様々な動物性タンパク質が含まれている。
  • 人間が食べても問題のないヒューマングレード品質の食材が使用されている。
  • 子猫・成猫・シニア猫(老猫)など、全年齢の猫ちゃんに与えることができる。
  • 他に比べると高価だが動物性タンパク質の配合率は一番!

 

 

※穀物に含まれている植物性のタンパク質以外に
動物性のタンパク質がアレルゲンになる場合があります。

チキンが合わなかった場合は魚、
魚が合わなかった場合はチキンを試してみるなど
猫ちゃんの様子を見ながらキャットフードを選びましょう。

 

また、魚やチキンの他にもラム肉や鴨肉、
ウサギやアヒルの肉などを主原料にしているキャットフードもあります。

猫ちゃんに合わせて主原料を変えて選んでみましょう。

 

4.グレインフリーキャットフードを選ぶ時のポイント

ランキングで紹介したように
グレインフリーのキャットフードにもいろいろな種類があります。

選び方に悩んだ場合は以下のことに着目して選んでみましょう。

 

グレインフリーキャットフードを選ぶ時のポイントを4つにまとめてみました。

 

選び方のポイント① 原材料に着目

商品によって穀物の解釈がまちまちで米を含んでいるものや
芋類や豆類などの炭水化物を多く含んでいるキャットフードがあります。

穀物に比べると芋や豆類は消化吸収に優しく
消化がゆっくりなので腹持ちいいのですが

グレインフリーのキャットフードでも
米や芋類・豆類などの配合量が多すぎるなと感じるキャットフードは
選ばないようにしましょう

 

また、保存料や着色料、香料などの人口添加物は猫ちゃんにとって不要なものです。
中には人間への使用が禁止されている危険な保存料を使用しているキャットフードもあります。

 

猫ちゃんの小さな体では添加物の処理にかかる負担は大きく
添加物が原因でアレルギーを発症する子もいる他に
猫ちゃんの健康へ害を及ぼし寿命を縮める原因になることもあります。

 

香料や着色料がなくても、
良質なキャットフードのおいしさを猫ちゃんはわかってくれます。

猫ちゃんの健康のためには無添加のキャットフードを選ぶようにしましょう

 

選び方のポイント② 主原料に着目

原材料の一番初めに記入されているのが
そのキャットフードの主原料で含まれている割合が一番多い食物です。

 

原材料の一番初めに「穀物」と記載されているキャットフードは
穀物の配合量が一番多いという事です。

 

主原料には、添加物汚染の可能性があるため「ミール」や「肉副産物」などは避け
原材料はなるべく生肉のものを選びましょう

 

万が一、動物性タンパク質がアレルゲンになってもアレルゲンの特定がしやすくなるように
メインで使われている食物が1種類のものを選ぶようにしましょう

 

もしチキンが主原料のキャットフードを与えてアレルギーを発症しても
魚が主原料のキャットフードはアレルギーを発症しなかった場合
アレルゲンはチキンということがわかります。

 

動物性タンパク質がアレルゲンの場合
複数の動物性タンパク質が含まれているキャットフードを選ぶと
どの食材にアレルギー反応が出ているのか分からなくなってしまうため
1種類の物を選ぶようにするとアレルゲンの特定がしやすくなります。

 

選び方のポイント③ 表記に着目

公式サイトやパッケージなどで
原材料や栄養素についてはっきりと明記しているものを選びましょう

 

中には表示偽装をしているキャットフードもあり、アレルゲンの特定が難しくなります。

過去には、キャットフードの原材料にアレルゲンになり得る豚肉を使用していたにもかかわず
表記をしなかったキャットフードもあるようです。

 

キャットフードを販売している会社が信頼できるかどうかを見るために
どこ産のどのお肉を何%使用しているか、まで記載されていると安心ですね

 

製造過程についても明記しているとさらに安心度があがります。

 

選び方のポイント④ 原産国に着目

国産のキャットフードや安いキャットフード、市販のキャットフードよりも
ペットフードに関する基準が厳しい欧州産のキャットフードを選ぶようにしましょう

 

もちろん国産や市販のキャットフードにも良質なものはありますが
ペットフードに関する法や基準がしっかりしている欧州の方が
原材料や表記などにも安心感があり、種類も豊富です。

 

ペット先進国と言われているようなイギリスやドイツなどのキャットフードは
ペットフードに関する基準や方がしっかりしているため安心して与えることができます。

 

5.グレインフリーのキャットフードは猫ちゃん本来の食事に近い

餌を食べる猫

猫ちゃんにとって穀物は消化の負担が大きく
アレルゲンになってしまうこともある食物ですが

だからと言って穀物や植物を全く摂取しないわけではなく
食物繊維や炭水化物は適量であれば猫ちゃんの健康にいい影響を与えます

毛玉ケアをしたい子やうんちの緩い子には少量の穀物は有効です

 

グレインフリーのキャットフードは肉食である猫ちゃん本来の食事に近い
動物性のタンパク質を豊富に摂取できるキャットフードです。

 

穀物が猫ちゃんに与える影響をしっかりと考え
猫ちゃんに合った食事を与えられるようにキャットフード選びは慎重にしましょう。