更新日:2019/01/30
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いつも元気いっぱいに走り回ってる猫。でもなんか下痢っぽいなー。それが数日続くとさすがに心配…「何か病気?」「体に良くないものあげている?」大好きな猫の事だからとても心配になりますよね。

そこで今回は…

  • なぜ下痢になってしまったのか?下痢の4つの原因を紹介
  • フードが原因で下痢になってしまう「食物アレルギー」について紹介
  • 正しいフードの選び方と切り替え方を紹介

猫が喜びそうと思うだけで選んでいても猫の下痢が改善しません。「なぜ、元気なのに下痢になってしまったのか?」を猫のためにしっかりと考えていきましょう。

あなたの猫は大丈夫?うんちの状態を判断

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うんちのチェックは、体に不調が現れた時に病気なのかどうか判断するのにとても大事な要素です。まずはうんちの状態をチェックしましょう。

猫の正常なうんち

猫の正常なうんちはこんなうんちです…

猫の健康なうんち
  • 大きさは人指し指くらいの大きさ
  • 薄いか濃い茶色(食べたものによって変わる。)
  • 硬すぎない、亀裂が入っていない
  • ツヤッとしていて乾燥しすぎていない
  • 拾っても崩れない固さ
  • ひどい異臭はしない

硬すぎず、やわらかすぎないうんちが健康的なうんちです。回数としては1日に2~3回程度が理想です。

猫の下痢の状態チェック

猫のうんちが正常ではなかった人。もしかしたら猫の体に何か異変が起きているかもしれません。下の項目に沿って下痢の状態をチェックしてみてください。

  • 下痢が1週間続いていないか?
  • ゆるい?それとも水っぽい?
  • 色はどんな色?
  • 血や粘膜などは混じっていないか?

うんちの「硬さ・色・臭い・異物混入・期間」によって自宅で治す事ができるか、もしくは病気なのかもしれない可能性があります。

↓ 【緊急】こんなうんちはすぐに病院へ!! ↓

先ほどのチェックしてもらった中で、こんなうんちがあったらすぐに病院へ連れて行ってあげましょう。

  • 血が混じっている、真っ赤な下痢
  • 真っ黒い下痢
  • ゼリー状のものが混じっている
  • 下痢以外にも、嘔吐・発熱・黄疸などの症状が見られる
  • 1日に何度も下痢をする
  • うんちの中に異物を発見

このような場合は自宅で対処する事ができません。細菌・原虫・回虫・誤飲による原因が考えられるので、自宅で様子を観察をしていても症状が改善するどころか、体力を奪いさらに悪化させてしまいます。

そのためすぐに病院へ連れて行って獣医さんに診てもらいましょう。

猫の下痢の原因は4つ

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病院に行くほどうんちの状態は悪くないけど…。2,3日下痢が続くと心配。原因は一体何なの?考えられる猫の下痢の原因を4つを紹介します。

1.食べ過ぎ

猫は元々の体質で消化機能が弱い猫もいます。たくさんのフードを食べたり、脂肪分の多いものを食べたりすると胃腸に負担がかかり下痢をしてしまいます。

2.ストレス

猫にもよってストレスの感じ方は異なりますが、来客などの出入りが激しい、季節の変わり目のような気候変化に猫にはストレスです。ストレスが溜まる事で自律神経のバランスが乱れにより下痢をしてしまいます。

3.フードを切り替えた

同じフードを食べ続けていたのに急に新しいフードに変わってしまう事で胃腸がビックリしてお腹の調子が整わない場合や、配合されている成分が体に合わない場合も下痢になります。

4.食物アレルギー

猫に欠かせないタンパク質その他穀物が原因でアレルギーを起こしてしまう事があります。免疫が弱っている時に起こりやすくなると考えられます。

 

このような事が「下痢の主な4つの原因」です。ご覧のように下痢の原因としてあげられるのは、フードに関わる原因が多い事から元気な猫でもフードによって下痢になってしまう事が考えられます。

緊急性の高い下痢で無ければ自宅であげるフードやおやつなどを見直す事で改善する事も可能です。

しかし「食物アレルギー」の場合は成分によってアレルギー反応が起きてしまう事も考えられます。

原因となっているものを知らずにあげていると、最悪の場合「死」に至ってしまう可能性も。猫の持っているアレルギーを知るのはとても大切な事です。食物アレルギーについてもう少し詳しくお話します。

猫の下痢の原因:食物アレルギーとは?

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下痢の原因の1つとしてあげた「食物アレルギー」。アレルギーの原因になるものをアレルゲンといいます。発症時期が生後6ヶ月~2歳くらいが多く比較的若いころに起こりやすいのが特徴です。フードおやつに含まれている成分と体が合わない場合、数日後に症状が現れるといいます。

食物アレルギー発症時の症状

食物アレルギーを発症した時に下痢以外にもこのような症状が現れる原因があります。

  • うんちの回数が1日5,6回と多い
  • 嘔吐
  • 痒み・発疹・かぶれ
  • 脱毛
  • 発熱
  • 外耳炎
  • 膿皮症

このように、耳やお腹などの体を痒がっている場合は食物アレルギーの可能性があります。

アレルゲンになりやすい代表的な食品

アレルゲンとなる食品にはこのようなものがあります。

肉類(牛肉,魚肉,鶏肉)・乳製品・卵・小麦・大麦・とうもろこし

フードでよく使われている肉類などのタンパク質が多いものにアレルギー反応をしてしまう可能性が考えられます。しかし、肉食である猫はタンパク質は必要な活動源です。

それではなぜアレルギーを起こしてしまうのでしょうか?

その原因として猫にあげるフードに4Dミート(死亡した家畜動物)、肉類(肉以外の部分・内蔵や骨・脊髄など)の低品質のタンパク質によってアレルギー反応を起こしてしまう事も1つの原因だと考えられます。

アレルゲンを知るためには病院へ

アレルギー反応を起こしてしまうのは「何か」が原因となっています。そのアレルギーを特定するためには病院で検査する事をおすすめします。

病院で検査する場合
  1. 除外食(1種類に対して2週間~1ヶ月)
    主にタンパク質が多く、アレルゲンとなる可能性のある食品を与えます。アレルギーが軽減される食品を見つけたら再度その食品を与え再発生するかどうかを確認し、アレルゲンとなる食品を確定する方法です。
  2. 厳格食
    アレルギー反応するのが1種類とは限らないので除外食で特定できない場合は、「牛肉だけ」とさらに限定するための方法です。
  3. 血液検査(2週間ほど)
    ほとんどはこの方法でアレルギーの原因を特定します。92種類のアレルゲンについて調べます。他にもカビ草木といった食品以外のアレルゲンを特定する事ができます。

食物アレルギーの可能性が高いと思ったら病院で原因を特定してもらう事が改善への近道です。原因が特定されればその食品を避ける事ができます。

血液検査は「食品」が原因ではない場合でも、他のアレルゲンを特定できるのもメリットです。

費用は2~3万円ほどかかりますが、大切な猫のためにも危険になるのもを分かってあげる事が大切です。少しでも疑う症状があれば病院で検査して診てもらいましょう。

食物アレルギー:まとめ
  • 生後6ヶ月~2歳くらいが発症しやすい
  • 下痢以外にも痒みも伴う場合が多い
  • タンパク質による原因の中、特に「低品質」によるものが多い
  • 費用が2,3万ほどかかるけどアレルゲンを特定するにはベストな方法

あなたでもできる!下痢の猫への対策方法

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家でも何かできる事があるなら何かしてあげられる事があるならしてあげたい。元気だからって下痢のまま放っておくわけにもいきません。自宅であなたができる事を紹介します。

●お水を飲ませる

下痢による脱水症状を避けるためにも「お水」をあげましょう。生水でさらに悪化してしまう場合があるので一度水を沸かしたお水をあげて、お腹を壊しにくい常温のお水をあげましょう。

●ビオフェルミンをあげる

病院で処方されているものと、薬局で売っているものは成分がほとんど同じなのであげても問題ありません。量は錠剤の半分から4分の1程度朝晩の1日2回を目安に様子を見ながらあげてください。

●消化によい食事をあげる

胃腸に負担をかけさせないためにも1回の食事量を減らす回数を減らすなどをしてください。おすすめは「ささみ」「ささみの茹で汁」「かつおぶしのだし汁」など猫も喜び、胃腸に負担が少なく、さらに水分もしっかり摂取させる事ができます。茹で汁や、だし汁は水を飲みたがらない猫にもおすすめです。

●消化酵素を増やす

消化を助けるには「酵素」が有効です。生の野菜や果物を食べるのが苦手な猫には、すりおろしたリンゴや をあげて消化酵素を増やし消化しやすい体内環境を作ってあげましょう。

 

胃腸に負担がかかりにくい食事をあげる事で、消化に使う体力も温存でき体力消耗を防げ、体が改善へと向かいます。うんちの状態を確認しながら数日続けてみてくださいね。

もし、数日経ってもなかなか症状が改善されない場合は、他の病気の可能性も考えられるので病院へ連れて行ってあげましょう。

うんちの状態が改善したら改めてフードをあげてください。しかし、ここで大切なのが「下痢になりやすい猫」と分かったのなら、その体質に合ったフード選び直してあげるがポイントです。

下痢になりやすい猫へのベストなフードとは?

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うんちの状態が少しづつでも改善してきたら、次にできる事は「下痢になりやすい猫」のためのフードに切り替えてみてください。食事は健康な体を維持するためにはとても大切な役割です。それではどういったもの下痢になりやすい猫のために良いか紹介します。

まずは、「避けてほしいフード」をまとめました。

下痢になりやすい猫へ:避けた方が良いフード
  1. 低品質のたんぱく質が多いフード
  2. 穀物の割合が多いフード
  3. 添加物が多いフード
  4. 脂質の多いフード
  5. ウェットフード

この事を踏まえ、下痢になりやすい猫にあげるフードを選ぶポイントを解説を含めて紹介します。

下痢になりやすい猫へ:キャットフードの選ぶポイントは?

【良質】な肉・魚が主原料である

肉食動物である猫は動物性たんぱく質が重要なエネルギーです。肉や魚がメインのフードを選ぶ事が大切です。【良質】な肉や魚をあげてください。何の肉が入っているか分からないミートミール(肉粉)などの副産物が入っている低品質のものは避けてください。

グレインフリー

グレインフリーとは「穀物の入っていないフード」の事を指します。下痢になりやすい猫は消化機能が弱いため消化のしづらい穀物が入ったフードを避け、グレインフリーのものを選んでください。

脂質の少ないフード

脂質は便を柔らかくする性質があります。そのため便秘には有効な成分です。しかし、下痢になりやすい猫には脂質を摂りすぎてしまう事でさらにうんちを柔らかくしすぎてしまうため逆効果です。

水分量の少ないフード

水分量の多いウェットフードは、水分の摂りすぎにより下痢の原因にもなってしまいます。さらに鮮度が落ちやすいためお腹を壊す原因にも。下痢になりやすい猫にあげるのは控えましょう。

人工添加物の少ないもの

酸化防止剤、保存料、防腐剤など品質を保つために作られた人工の添加物です。添加物は猫の腸内環境を悪化させるため悪玉菌が優位に働いてしまい下痢の原因になってしまいます。添加物が入っていないものを選びましょう。

腸内環境を整える成分が入っているもの

腸内環境を整えるためには、オリゴ糖や食物繊維,プロバイオティクスが入ったフードを選びましょう。腸内の善玉菌を増やす事で腸内を整えて下痢の症状を抑えてくれます

 

下痢になりやすい猫のお腹はとても繊細です。「消化のしづらいもの」「低品質」なものは避けて、おなかに良いものをあげましょう。

下痢になりやすい猫へ:新しいフードへの上手な切り替え方

急に新しいフードへ切り替えると猫の胃腸がビックリしてしまいます。新しいフードに胃腸が慣らせるには、少しづつ与えてあげる事がポイントです。

今までのフード 新しいフード
1日目 90% 10%
5日目 50% 50%
10日目 100% 0%

1日目~10日目にわたって今までのフードに新しいフードを少しづつ加え、少しづつ慣らしてあげます。「嫌そうだから…」と言って体に馴染む前にまた切り替えてしまうと、さらに猫への負担をかけてしまうのでやめましょう。

もし次に切り替えをしたいと考えているのなら、タイミングとしては細胞のシステムが切り替わる約90日後(3ヶ月後)を目安に切り替えてあげてください。アレルギーを持っている猫には獣医さんとしっかり相談をしたうえで最適なフードをあげてくださいね。

下痢になりやすい猫へのベストなフード:まとめ

下痢になりやすい猫のためのベストなフードの選び方と切り替え方をまとめました。

下痢になりやすい猫には…
  • 食物アレルギーの元にもなる低品質のタンパク質を避け良質なものを!
  • 消化不良を起こす「穀物」を避けたグレインフリーを!
  • うんちを柔らかくしてしまう「脂質・ウェットタイプ」を避ける!
  • 善玉菌を増やすオリゴ糖,プロバイオティクスの入ったものを選び腸内環境を整える
  • 急に全部あげずに10日間かけて新しいフードの割合を少しづつ増やして慣らす

フードには多種多様のものがあります。「下痢になりやすい猫」のためのものをきちんと選んであげましょう。

ライターのおすすめ:下痢になりやすい猫へGOODなフード

●モグニャンキャットフード●

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おすすめの理由
  • 消化しづらい穀物を一切使用しないグレインフリーでおなかが弱い子でも安心
  • 着色料・香料不使用の無添加
  • 欧州ペットフード工業会連合の厳しい基準をクリアした工場で製造
  • 自然の猫の大好きな香りと、味わい、7mmと食べやすく食いつきが違い満足
  • 試食会で93.9%が継続したいと回答すると大人気

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しっかりと様子をみてあげる事が飼い主ができる事

目の前の大切な猫の様子がいつもと違うと感じても、決して焦らず飼い主さんができる事を冷静に判断してあげてください。猫の「好き・嫌い」だけではなく体に「合う・合わない」を知る事も大切です。
今回の猫の「下痢の症状」に関しての記事のまとめです。

  • 猫の体調はうんちで判断できる
  • 緊急性の高いうんちはすぐに病院へ
  • 下痢になるのはフードやおやつが原因の可能性もある
  • 下痢になりやすい猫のために合ったフードをあげる

下痢は何か体の異常を表しているサインです。これからも猫からのサインを見逃さないようにし、ずっと健康に走り回る元気な猫と幸せに過ごしましょう(^^)

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↓下痢の猫へおすすめのフードランキング5選【最新版】↓

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