※この記事では皮膚病の可能性がある症状をご紹介しますが、決して個人で決めつけず、以下のような症状がみられた場合はすぐに動物病院に行くことをオススメします
愛猫が体を掻いていると、可愛いな~って微笑ましくなりますよね!
でも、頻繁に掻いているときは要注意です!
なぜならそれは皮膚病かもしれないからですΣ(・ω・;)
そこで今回は、猫ちゃんの皮膚病についてピックアップしていきます!
猫ちゃんの皮膚病とはどんな症状なのか紹介していくので、気になる飼い主さんは最後までしっかりとご覧くださいね(`・ω・´)ゞ
Contents
愛猫が皮膚病かも?気になる症状とは
まず始めに、あなたの猫ちゃんが皮膚病かどうかチェックしてみましょう_φ(・ω・`)
こんな症状は皮膚病のサイン!?
- 頻繁に体を掻いたり、噛んだり舐めたりしている
- 皮膚が見えるほど毛が抜けている
- かさぶたがある
- 毛がベタベタして脂っぽい
- 皮膚に赤みや発疹がある
もしこの中で1つでも心当たりがある、症状が見られる場合は皮膚病の可能性が高いです(>人<;)
しかし、皮膚病といっても実際にどんな症状があるのか目で見て判断しないと分からないですよね。
しかも、似ている症状もあって、特定が難しいのです(>人<;)
今回は猫ちゃんの皮膚病に関する症状や症例を動画・画像で紹介していきます!
皮膚病の主な症状と症例
かゆみ
引用:ネコパンチ
激しい痒みはダニ・ノミ・シラミなどの寄生虫の感染やアレルギーによって引き起こされます。
痒みが伴う皮膚病は、上の動画のように勢いよく連続で掻くことが多いので、肌が傷つきかさぶたができてしまいます(´;ω;`)
フケ
フケが増える原因として、考えられるのは主に
- 毛づくろいの不足
- 肌の乾燥
- ストレス
- 栄養不足
- 感染症による皮膚炎
- アレルギーによるもの
- アトピー
と原因は日常生活に問題がある場合の上4つと病気や体質が原因の下3つに分けることができます。
毛づくろいをあまりしない猫ちゃんや怪我が原因で毛づくろいができない場合は、飼い主さんが積極的にブラッシングなどで猫ちゃんの体をケアしてあげるようにしましょう(`_´)ゞ
肌の乾燥は猫ちゃんの体内の水分が不足している可能性が高いです!
猫ちゃんは昔住んでいたのが砂漠という過酷な環境だったので、体質的に水を多く飲まない動物です。
なので、水分不足になりやすいのです(T ^ T)
対策はこちらの記事に詳細をまとめているので、読んでみてください♪

栄養不足や感染症などが原因の場合は、飼い主さんでできることもあるのですが、一度動物病院でちゃんと見てもらうようにしましょう。
脱毛

猫ちゃんの脱毛は主に、これらの原因で起こるといわれています。
- 菌・寄生虫・アレルギーなどの皮膚病
- 他の病気やストレスによる心因性皮膚疾患
原因が皮膚病であれば病院で治療をすれば解決できます。
しかし、心因性によるものが原因で、他の病気の可能性がない場合は、ストレスの原因は何かを突き止める必要があります><。
病気じゃないからと放置すると自傷行為に発展してしまうので注意してくださいね(´;ω;`)
猫の皮膚病は特定が難しいので早めに病院へ!

猫ちゃんの皮膚病の症状や症例は、必ずしも全て同じとは限りません。
また、素人が自己判断をして誤った治療や対策をすると、猫ちゃんにとって最悪の結果を招いてしまう可能性もあります・・・><
だからこそ、皮膚病かも?と思ったら真っ先に動物病院を受診するようにしましょう!
皮膚病のなかでも注意が必要な「脱毛」の症状
動物の中でも、猫ちゃんは抜け毛がとくに多いといわれています!
季節によっては一気にモサッと毛が抜けることもあるんですよΣ(・∀・)b
ですが、そうなると皮膚病との区別がしづらいですよね・・・。
そこで、自然な抜け毛と皮膚病による脱毛の違いについて調べてみました☆
自然な抜け毛と皮膚病による脱毛の違いとは?

季節による抜け毛は、まんべんなく全身の毛が抜けるのが特徴です!
逆に一箇所だけなど、特定の部位だけ毛が抜け落ちている場合は皮膚病による脱毛といえます><。
しかし、皮膚病による脱毛は部位ごとによっては感染源を特定できるかもしれないんですよ☆
部位別・脱毛の原因
ということで!猫ちゃんの部位別・脱毛の特徴や、その感染源について教えちゃいますね(人´∀`)
顔周りや耳
引用元:とよす動物病院
顔周りや耳の脱毛は、皮膚糸状菌症(水虫の仲間)か疥癬(ヒゼンダニ症)の感染が疑われます><
あまり痒みを伴わない皮膚糸状菌症は「猫カビ」とも呼ばれていて、ジメジメした梅雨~初夏にかけて感染する猫ちゃんが多くなります。
疥癬は、外で生活している猫ちゃんがかかりやすいといわれていて、マダニとは違い、顕微鏡でしか確認できないほど小さいといわれています。
また、疥癬は猫ちゃんがかかる皮膚病の中で最も痒いといわれています><。
皮膚糸状菌症と疥癬は人間にも伝染るといわれているので、治療するときは細心の注意を払う必要がありますよ(゚∀゚)!
頭部や額の脱毛
引用元:【獣医師監修】症例画像つき!猫の皮膚病の原因・症状から対策まで
頭部や額の脱毛は、食物アレルギーの可能性が高いです><。
猫ちゃんのアレルギーは小麦・とうもろこしなどの穀物や、酸化防止剤・着色料などの添加物によって引き起こされます。
しかし、稀に肉や魚などのたんぱく質にも反応することがありますので、動物病院でしっかり調べないことには原因の把握は難しいのです(´;ω;`)
食物アレルギーによる皮膚病を未然に防ぐには猫ちゃんに与えるフードを正しく選ぶことが大事なカギとなります!
どのようなフードが良いのか、気になる方はぜひこちらの記事を読んでみてくださいね☆

首から背中、尾の周り
引用元:【獣医師監修】症例画像つき!猫の皮膚病の原因・症状から対策まで
首から背中、尾の周りに痒みを伴う脱毛が見られた場合は、ノミアレルギーが疑われます><
脱毛の他に、赤く盛り上がったしこりやかさぶたができるのが特徴です。
完全室内飼いの猫ちゃんがノミに感染することはあまりありませんが、定期的に駆除剤のレボリューションを投与することをおすすめします☆
猫の皮膚病の治療で使われる「薬」
万が一、猫ちゃんが皮膚病に罹ってしまったとき、最も気にするべきなのが「薬」ですよね!
ここでは皮膚病の治療で使われる「薬」について紹介していきます_φ(・∀・)
皮膚病に使用される薬の数

猫ちゃんの皮膚病を治療する薬には「軟膏」「飲み薬」「薬浴」など、さまざまなタイプがあります。
また効果が強いもの・弱いものと分かれるので、猫ちゃんの症状や状態によって、薬はしっかり選ばなくてはいけません(`・ω・´)b
そこで、猫ちゃんの万が一に備えて病院で処方される薬と市販で販売されている薬を把握しておきましょう~!
病院で処方される薬
動物病院で処方される皮膚病の薬には、獣医師の専門的な指導が必要とされる「要指示薬」指定されているものがあるので、用法用量をよく読んで使用しましょう_φ(・∀・)
ビクタスS MTクリーム
主成分:オルビフロキサシン、ミコナゾール硝酸塩、トリアムシノロンアセトニド
ビクタスS MTクリームは細菌や真菌による皮膚感染症に効果的な軟膏薬です☆
アトピカ
もちろん、動物病院で処方される薬は他にもあるので、獣医さんと相談しながら猫ちゃんに合った薬を選んでくださいね(`・ω・´)ゞ
市販で販売されている薬
市販で購入できる皮膚病の薬は結構たくさんあるんですよΣ(゚∀゚ノ)ノ
そのたくさんある中から売れ筋なものいくつか紹介していきますね!
ヒビクス軟膏

ナイガイ 犬チンキ(犬猫の皮膚病薬)

猫に薬を使用するときの使い方
猫ちゃんに皮膚病の薬を使うときは指示されている回数を守り、なるべく薄く塗るようにしてくださいね!
初めて使うときは少量ずつ使い、皮膚に赤みなどの異常は出ていないか観察するのもポイントです(`・ω・´)b
- 獣医さんの指示または医薬品の説明書に記載されていることは必ず守る
- なるべく薄く塗ることが大事
- 使ったあとは猫ちゃんの様子に変化はないか観察する
皮膚病の薬を使用するときは「カラー」や「ウェア」
また、猫ちゃんは体に異物がつくことを酷く嫌がります><。
とくに、軟膏などの塗り薬は舐め取ってしまうことも・・・。
そこで大活躍するのが、「カラー」や「ウェア」といった治療や保護を目的としたアイテムです☆
【カラー】

【ウェア】
引用元:エリザベスウェア
このようにカラーやウェアを用いることで、猫ちゃんが薬を塗った箇所を舐めたりするのを防ぐことができます☆
また、動物病院によってはカラーを貸し出しているところもあるので、買うのは嫌だなって思ったときは相談してみてくださいね(*´ω`*)
猫の皮膚病に関するQ&A
Q1,猫の皮膚病は人間にも感染するの?
また、ダニやノミも人に害を及ぼすので、注意が必要です。
Q2,動物病院で皮膚病の治療をする場合はどれくらいかかる?
しかし、治療内容や治療期間によって費用は変わってくるので、できるだけ抑えたいのであれば早期発見・早期治療をする他ありません・・・。
Q3,皮膚病の治療中はシャンプーをしても大丈夫なの?
ですが、自己判断でシャンプーをしてしまうと逆効果になることがあるので、必ず獣医さんの指導のもと行うようにしてくださいね><。
Q4,治療以外にできる対策はどんなものがあるのか?
たったこれだけで十分に予防や対策ができますよ☆
おわりに

- 愛猫が皮膚病かもと思ったときはすぐに動物病院を受診すること
- 「脱毛」の種類によって病気の原因が判断できる
- 皮膚病の「薬」は用法用量をしっかり守ること!
猫ちゃんの皮膚病について見てきましたが、いかがでしたか?
もし少しでも「もしかして?」と思ったときはすぐに動物病院へ連れていってあげてくださいね><
猫ちゃんの皮膚病は症状によっては人間に感染したり、再発する恐れがあるので、予防や対策はしっかりおこなうことが大事なカギですよ☆
この記事を読んで、猫ちゃんと飼い主さんが平和に暮らせますように♡*:.。.(*˘︶˘*).。.:*♡
