可愛い猫ちゃんを毎日抱っこしていると、
ふと「あれ?ちょっと重くなったかな?」と感じたことはありませんか?
”猫の肥満を予防したいけど、そもそも猫の平均体重や体型ってどれぐらいなんだろう?”
このような疑問を感じた方は、ぜひこの記事を参考にしてみて下さい★
肥満対策やおすすめのキャットフードを紹介していきます!
早めの肥満対策は、猫ちゃんの健康を守っていきますよ。
それでは早速読んでいきましょう~★
うちの猫ちゃん肥満気味?
猫の肥満のチェック方法を紹介していきます。
猫の体型で肥満度チェック!
猫の体型の基準は、ボディコンディションスコア(BCS)を元にしてチェックします。

引用元:https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/petfood_guide/pdf/8.pdf
BCS1:痩せ
・助骨・骨盤が見える。
・後ろ足部分のお腹のくぼみが深い。
BCS2:やや痩せ
・脂肪が少なく、助骨や骨盤が見て確認出来る。
・くびれが分かる。
BCS3:理想的
・適度な脂肪の付き方で、触ると助骨が確認出来る。
・緩やかなくびれがある。
BCS4:やや肥満
・脂肪が多く助骨に触ることが難しい。
・腰のくびれがほとんど確認出来ない。
BCS5:肥満
・脂肪が多く助骨に触ることが出来ない。
・腰にくびれがなく、お腹がたれている。
理想の体型は、BCS3の体型です。
肥満もよくありませんが、痩せすぎも猫の健康によくないので気をつけましょう。
猫の肥満は体型からでもある程度確認出来ますが、平均体重も知っておくことも大切です。
次は、猫の平均体重について紹介していきます!
猫の平均体重も知ろう!
肥満をチェックするためには、体型の他に体重の数値も大切な情報です。
猫にも人間のように、平均の体重があるので参考にしてみて下さいね。
年齢 | 標準体重(kg) |
0歳 | 100g前後 |
1週間 | 200g前後 |
3週間 | 300g前後 |
1ヶ月 | 400g前後 |
2ヶ月 | 1kg前後 |
3ヶ月 | 1.5kg前後 |
6ヶ月 | 3kg前後 |
1歳 | 4kg前後 |
2~4歳 | 4kg前後 |
5歳 | 4kg前後 |
6歳以上 | 4kg前後 |
引用元:https://11cats.com/feeling/sickness/cat-weight/
表は、平均体重の目安です。猫の種類によっても、体重は変わってきます。
体型や体重を参考にしながら、日頃から猫ちゃんの体重管理をしていきましょう!
猫の肥満の原因
猫の肥満には、様々な原因があります。
あなたの猫ちゃんも、以下の原因に当てはまるかチェックしてみて下さい。
原因①避妊・去勢手術

猫の妊娠対策で行う、避妊・去勢手術も肥満の原因の一つです。
避妊・去勢の手術を行った猫は、生殖行為を行うことがなくなるので、その分のカロリーが消費出来ません。
そのため、手術前と同じ食事量なのに、消費するカロリーが減るので太りやすくなります。
また、手術後はホルモンの影響によって、食欲も増えると言われているので、食事・運動管理に気をつけることが大切です。
原因②年齢・老化

猫も年をとってくると、人間のように代謝の量が減少してきます。
猫も幼い時は、活発に動き回り代謝も良いのですが、
年齢を重ねてくると老化によって、あまり活発に動かなくなってしまうので、消費するカロリーも減っていきます。
食事の量は変わらないのに、動かなくなってしまうと当然ながら、カロリーを消費出来ないので肥満の原因に繋がります。
原因③食事が原因

与えている食事が原因で、肥満になっている可能性があります。
今与えているキャットフードのメインの成分、配合されている成分にも注目してみましょう。
特に、穀物が多めに配合されているキャットフードは、注意が必要です。
穀物は炭水化物なので、猫の肥満に繋がります。
本来、猫は肉食系の動物なので、肉の方がエネルギーになりやすく消化や吸収も早くなっています。
そのため、肉を主成分にしているキャットフードを選ぶようにしましょう。
猫ちゃんにおすすめの肥満対策方法
猫の肥満対策方法を紹介していきます!ぜひ、参考にしてみて下さい(ΦωΦ)♪
遊び場を設置しよう

猫は、本能的に高いところが大好きな動物です。
キャットタワーを設置して運動不足を解消してあげましょう。
登ったり降りたりする上下の動きは、猫のダイエットに効果的と言われています。
運動不足を解消出来るだけでなく、猫にとってストレス解消になるのでおすすめです!
キャットタワーの設置が厳しい方は、ディアウォールと呼ばれる壁に設置するタイプもありますよ。
家の広さに合わせて、検討してみて下さいね★
一緒に遊ぼう!

なかなか自分で動かない猫ちゃんなら、一緒に遊んであげることも効果的なダイエット方法です。
猫じゃらしや、レーザーポインターを使用して遊んであげましょう。
猫じゃらしが好きな子は多いので、きっと喜んで遊んでくれますよ★
遊ぶ時間は、約10~15分ほどでOK♪
しかし、猫ちゃんの体調や性格はバラバラなので、疲れやすい子・年齢も考慮し、様子を見ながら休憩も取り入れましょう。
食事の与え方を考えよう

食事はただあげるだけでなく、与え方を工夫することで、肥満防止に繋がります。
食事の量は少しづつ減らそう
食事の量を減らすことは、肥満対策に効果的です。
しかし、人間でもいきなりご飯の量を減らされることは辛いですよね。それは猫ちゃんも同じことです(TOT)
一気に食事の量を減らすと、エネルギー不足になったり、空腹によってストレスを感じるなど、猫に負担がかかります。
食事の量を減らす場合は、少しずつ減らしていきましょう。(気付かれないようにコッソリ)
1日に与える餌は、しっかりと与えて下さいね!
数回に分けて与えるのもGOOD★
数回に分けて食事を与えることも、空腹の時間を短くし肥満対策に繋がります。
食事を数回に分けて食べることで、一気食い・食べ過ぎを防止することが出来ますよ。
回数を増やすことで、満足感を得やすく空腹の時間も短くなるので、ストレスも抱えにくくなります。
また、食事を与える時は、猫の目の前に餌を置かず、
少し遠くにおいて歩かせてみたり、高めの場所においてみたり、運動する環境を自然に作ってあげましょう。
肥満用猫のキャットフードの選び方のポイント
肥満対策の猫ちゃんは、キャットフードの選び方も大切です。
ここでは、キャットフード選びのポイントを紹介していきます。
ポイント①高タンパク・高脂質に注目

肥満対策を考える猫ちゃんには、高タンパク・高脂質のものをあげましょう。
主に、肉が使用されているキャットフードを選ぶと自然と高タンパク・高脂質のキャットフードを選ぶことができます。
猫のエネルギーの元になる食材は、肉です。
肉は消化も良く、栄養も吸収しやすいので、猫にとってエネルギーとなりやすい食事です。
また、脂質が多いお肉は、腹持ちも良く満腹感を得やすいので、食べ過ぎることがなく肥満防止につながります。
ポイント②グレインフリーを選ぶ

グレインフリーとは…
”穀物が配合されていない”という意味です。
穀物は炭水化物ですが、猫にとって、炭水化物はあまり必要のない栄養素と言われています。
穀物が入っているキャットフードも多いですが、
猫にとっては消化も良くない食材で、肥満になりやすいので与えすぎに注意しましょう。
しかし、穀物は必ずしも悪い食べ物ではありません。
高タンパクすぎる食材は、腎機能が弱い猫にとって負担をかけることもあるので、
猫の体調や年齢に合わせて、バランスよく配合されているキャットフードを選ぶことが大切です。
[getpost id=”6624″]
肥満な猫ちゃんにおすすめなキャットフード
肥満を気にする猫ちゃんにおすすめなキャットフードを紹介していきます。
モグニャン

原材料:
白身魚63%、サツマイモ、エンドウ豆、サーモンオイル、ひよこ豆、レンズ豆、ヒマワリオイル、フィッシュスープ、ミネラル類(硫酸第一鉄水和物、硫酸亜鉛一水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(II)五水和物、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE)、ビール酵母、オリーブオイル、アマニ、アルファルファ、バナナ、リンゴ、クランベリー、カボチャ、セイヨウタンポポ
★穀物を一切使用していないグレインフリー!
★白身魚を主な原料としているので、肉が嫌いな猫ちゃんも安心♡
★欧州ペットフードの厳しい基準をクリア!高品質で安全性が高い。
★余計な添加物を使用しておらず、厳選した食材を使用!安心して与えることが出来ます。
ヒルズのサイエンス・ダイエット キャットフード ライト

原材料:
トリ肉(チキン、ターキー)、米、トウモロコシ、コーングルテン、セルロース、動物性油脂、フィッシュエキス、小麦、ミネラル類(カルシウム、ナトリウム、カリウム、クロライド、銅、鉄、マンガン、セレン、亜鉛、イオウ、ヨウ素)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、ベータカロテン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、コリン)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン)、カルニチン、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物)
★美味しく食べてもらうために味を徹底研究!
★鶏肉を主成分にしており高タンパク。
★オメガ3&6脂肪酸を配合しており、猫の皮膚や毛並みをキレイに保つ。
ニュートロジャパン ナチュラルチョイス

原材料:
チキン生肉、エンドウタンパク、粗挽き米、乾燥チキン、玄米、エンドウマメ、アルファルファミール、オーツ麦繊維、ポテトタンパク、ビートパルプ、亜麻仁、鶏脂*、タンパク加水分解物、米糠、乾燥サーモン、ユッカ抽出物、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、ミネラル類(カリウム、クロライド、セレン、ナトリウム、マンガン、ヨウ素、亜鉛、鉄、銅)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物)、緑茶抽出物、スペアミント抽出物*ミックストコフェロールで保存
★良質な鶏肉を使用。
まとめ

この記事では、
・猫の肥満チェック方法
・肥満の原因
・猫の肥満対策
・肥満対策におすすめのキャットフード
…について紹介してきました。
可愛い猫ちゃんには、ついつい食事やおやつを与えてしまったり甘やかしてしまうこともあると思います。
しかし、肥満は猫ちゃんにとって病気に繋がることもあるので、早めに対策を行い肥満にならないようにしましょう。
猫用の体重計も販売されているので、定期的に測るのもおすすめですよ。
可愛い猫ちゃんといつまでも楽しく過ごしていけるように、
飼い主さんも猫ちゃんの健康管理を頑張りましょう♥