※今回ご紹介する事はあくまでも、猫アレルギーの対策なので、重度の猫アレルギーを抱えている方には、大変申し訳ございませんが、猫ちゃんと一緒に住むことをおすすめ致しません。猫ちゃんを飼う前に病院で検査することを強くおすすめ致します。
猫ちゃんが大好きで飼ってみたい!
でも、猫アレルギーだから飼えない・・・
と諦めている方も多いのではないでしょうか?(°_°)
実は大学時代シェアルームしていた友人が猫アレルギーで、猫ちゃんを飼いたいけど泣く泣く我慢したことがありました(笑)
当時は、猫アレルギーのことは詳しく知らず、「諦めるしかないか〜(T ^ T)」と思っていたのですが…
現在は猫アレルギーを正しく理解し、正しい対策を立てれば猫ちゃんと触れ合ったり、もしかすると一緒に暮らせるかもしれません!
この記事では、そんな猫アレルギーの悩みを抱える方に、少しでも猫ちゃんと触れ合えれるようになっていただきたいという願いがあります☆
Contents
猫アレルギーの方が猫と住むのに必要な対策3ステップ!
猫アレルギーでも「猫ちゃんは飼ってみたい!」と思う方は多いはず!まずは、3ステップで猫ちゃんと暮らせるかどうかチェックする方法をご紹介します!
もし、猫ちゃんと暮らしたいのではなく、もうすでに猫アレルギーに苦しんでいる方向けにも、アレルギー症状を軽減する方法もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください!
ステップ1:猫アレルギーのレベルを調べる
まずはご自身の猫ちゃんに対するアレルギーのレベルを知ることから始めましょう!
ステップ1が1番行動するハードルが高いですが、ここはどうしても避けては通れないので、ぜひ1度、アレルギーの検査を受けてみてくださいm(_ _)m
アレルギーには血液検査でアレルギーの反応を0〜6の7段階でレベル分けをすることが可能です!
- レベル0:陰性
(アレルギー反応なし)
- レベル1:偽陽性
(アレルギーの可能性がある)
- レベル2〜6:陽性
(数値が高いほど症状も強くなる)
参考:健診項目ガイド|一般社団法人 半田市医師会 健康管理センター
意外な事実なのですが、血液検査の結果がアレルギー反応0でもいわゆる猫アレルギーの反応が出る方が多いのです∑(゚Д゚)
もし仮に0でも猫ちゃんを触ると目が痒くなったり、鼻水が止まらなくなるという方は必ず、詳細に調べる必要があるので、その旨をお医者さんに伝えましょう!
正直、アレルギーの反応がレベル2以上の方は、猫ちゃんと暮らすことはかなり難しいと思います。
どうしても猫ちゃんを飼いたいという方は、日々の掃除などの努力はもちろん、かゆみなどアレルギー反応を我慢することになるということを覚悟しておく必要があります。
ステップ2:猫カフェなどで短時間猫ちゃんと触れ合ってみる
猫アレルギーのレベルを知ることができれば、一度猫カフェなど猫ちゃんがいる場所に行ってみましょう。
※アレルギー反応が少しでもみられた場合は、決して無理はせず、すぐに退出し、手洗いうがいをしてください
もちろん、無理は厳禁なので10分間、最長でも30分くらいにしましょうd( ̄  ̄)
猫ちゃんがしっかりと管理されている猫カフェなどでしたら、猫ちゃんにノミやダニなどが付いている可能性がかなり低いので、猫アレルギー以外でアレルギー反応が出にくいのでおすすめです♪
猫ちゃんがいる空間で過ごす
猫ちゃんがいる空間というものは、猫アレルギーの原因の1つである、猫ちゃんのフケが必ず浮遊しています。
なので、猫ちゃんがいる空間にいるだけでも、猫アレルギーの症状が出る方は多いです!
猫ちゃんのいる空間で目が痒くなったり、鼻水が出る、喉がイガイガするような症状が出る場合はすぐに退出し、手をしっかり洗い、うがいをしましょう(>人<;)
猫ちゃんのいる空間で、特にアレルギーの症状が見られない場合は猫ちゃんが触れたものに触れてみましょう!
猫ちゃんが触れたものに触れる

猫ちゃんが触れたものには、猫アレルギーのアレルゲンがたくさん付着しています。
木でできている椅子や机など、猫ちゃんが触れたものに触れてしばらく様子をみるのがおすすめです。
カーペットやソファーはアレルゲンがたくさん付着しやすい素材でできているので、最初に触れるのは避けましょうm(_ _)m
その時に、上記のような症状がみられた場合も、速やかに退出し、手洗いうがいをしましょう( ; ; )
症状が見られなかった場合は、実際に猫ちゃんに触れてみましょう!
猫ちゃんに直接触れる
※猫ちゃんに触る時にアレルギー反応が出る可能性はかなり高いので、念のために触る際は片手だけにし、その手で目や鼻はもちろん、私物などにも触れないようにしてください。
少し時間をおいてもアレルギー反応がない場合は、猫アレルギーの可能性が低いので、もう一度触れてみましょう!
また、10分程度経っても反応がない場合は猫アレルギーの可能性がかなり低いので、両手で撫でたり、抱えても大丈夫だと思います♪
もし、触れた時点で反応があった際は、猫ちゃんの毛や唾液の成分に反応している可能性が高いです!
絶対にしてはいけないこと
この時点でのしてはいけないNGは野良猫に触れることです。
野良猫はほとんどの確率でノミやダニがついてる上に、最後に綺麗に毛を洗ったかわかりません。
それだけでなく、野良猫のほとんどが予防接種などもされておらず、他の病気に感染してしまう可能性もございます。特に猫ちゃんのエイズや白血病などは外で住んでいる猫ちゃんいとってはかなり身近な病気なのです。(°_°)
猫ちゃんのエイズや白血病の詳しい情報はこちらの記事を参考にしてください

ステップ3:友人など猫ちゃんを飼っているお家を訪ねる

きっと猫ちゃんを飼っている飼い主さんは「猫ちゃんに会いたい!」と言われて嫌な気分になる方は居ないと思います!
もちろん猫ちゃんを飼いたいが、猫アレルギーの可能性があるから、実際に猫ちゃんが生活している場所でアレルギー反応が出るか試したいと伝えておくと、協力してくれるはずですd( ̄  ̄)
実際に猫ちゃんを飼っているお家は、将来ご自身が猫ちゃんを飼った時の自宅の環境と同じようなものなので、その環境で過ごすことができれば、猫アレルギーは発症していないもしくは、症状が出ない程度に弱いアレルギーである可能性が高いです♪
ここまでくれば、猫ちゃんを飼うことができるのと言えるのではないでしょうか?
しかし、まだ油断は禁物です!
猫ちゃんがよく座っているソファーやいつも遊んでいるおもちゃなども触ってみましょう!
そこで、アレルギー症状が出てきた場合は、軽度のアレルギーだと考えられるので、日々の努力で猫ちゃんと暮らせるレベルだと考えられます(*´∇`*)
※お医者さんに相談してから、猫ちゃんを飼うことをオススメします。
これらのステップを乗り越えることができれば、猫ちゃんを飼っても猫アレルギー反応は出ないのではないでしょうか!
猫アレルギーを軽減する対策は?
猫アレルギーは様々な方法で、症状を最小限に抑えることができるのです。
ここでは猫アレルギーを最小限に抑える為にすべきリストをご紹介いたします。
掃除をこまめにする
猫アレルギーの対策は色々あるのですが、一番効果的なのは、まちがいなく「掃除」です!
猫アレルギーの原因の多くは猫の毛や、猫のフケなので、定期的に掃除することで、猫アレルギーの症状を大いに軽減してくれます♪( ´θ`)ノ
掃除の方法によってもアレルギー対策として効果が大きく変わってきます♫
掃除機
掃除機の強みは様々な物を一気に掃除できるということです♫
家の掃除するついでに猫アレルギーの対策になるのが、掃除機ならではの強みではないでしょうか♪( ´θ`)
猫の毛はもちろん、カーペットやソファーの奥にある猫ちゃんのフケの掃除ができるので、アレルギー対策としては一番効果があると言えます!
しかし、掃除機で掃除するとどうしてもフケなどの小さいゴミが舞ってしまい、アレルギー反応が出てしまう可能性があるので、掃除機で掃除する際は必ず窓を開けて換気するようにしましょう。

拭き掃除
クイックルワイパーなどで床の拭き掃除をすることにより、掃除機では吸いきれなかった細かいフケなどの掃除に効果的です。
掃除中にフケなどが空気中に舞うのを最小限に抑えることができるのも、拭き掃除の強みではないでしょうか?(*´∇`*)
レック 激落ちくん フロアワイパー

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コロコロ
コロコロは猫の毛は絡まってどうしても掃除しきれなかったり、掃除機が掃除できないような狭い隙間でも綺麗に掃除できるのが強みです!
コロコロはダイソーなどの100均で売っているので、お手軽にできる対策の1つで、猫ちゃんを飼っているお家には1部屋に1つコロコロがあってもいいと思います!
アイリスオーヤマ カーペットクリーナー 粘着 レギュラー CNC-30R

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洗濯
猫ちゃんのベットや猫ちゃんが普段使っているアイテムはもちろん、ソファーのカバー、クッションのカバーなども2週間に1度は洗濯することで、アレルゲンを洗い落とすことができます♪
天日干しすることで、ダニやノミの死滅もできるので、オススメですよd( ̄  ̄)
ブラッシング
猫ちゃんは自分で舐めることで毛並みを綺麗にしたり、余計な毛を掃除します。
しかし、猫アレルギーを抱えている飼い主にとっては、猫ちゃんが自分で舐めてする毛繕いは猫ちゃん自体がアレルゲンの塊のようになってしまうのです(T ^ T)できれば避けたい、避けなければならないのです!
そこで、ブラッシングを毎日してあげるようにしましょう♫
ブラッシングには大きく2つのアレルギーを防ぐ効果があります
- 舐める毛繕いの回数を減らす
- 猫の毛が床などに落ちるのを防ぐ
ブラッシングを毎日もしくは2日に1度程度してあげることで、自ら毛繕いする回数を減らすこと、猫の毛が抜け落ちることの2つを防ぐことができるので、大幅にアレルギーの症状を抑えることができます!
実際にブラッシングだけで、猫アレルギーの症状が軽減したり、反応が出ないということも多いようですd( ̄  ̄)
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カーペットをやめる
カーペットには、猫アレルギーの原因になるフケや猫の毛がどうしても溜まってしまいます(>人<;)
しかし、カーペットを掃除機で吸っても、100%綺麗にすることは不可能に近いので、アレルゲンが溜まる原因になるカーペットをやめて、フローリングにすることをオススメします。
しかし、1つ注意なのが、猫ちゃんはフローリングは猫ちゃんが滑ってしまうので、猫ちゃんの体に負担をかけてしまう可能性があります。カーペットの方が滑りにくく、猫ちゃんの体には優しいとされています。
自分のベットに入れない

猫ちゃんと寝るだけで一日の疲れやストレスが吹っ飛んで、元気になるので一緒にぜひ寝ていただきたいのですが、アレルギー反応が出てしまったら元も子もありません(>人<;)
なので、猫ちゃんをあなたのベットはもちろん、寝室に入れないようにすることを徹底するようにしてください!
猫アレルギーの原因を寝室に持ち込まないことで、猫アレルギーから解放される部屋があるという安心感も得ることができます。
しかし、猫ちゃんはダメと言われることがどうしてもしたくなってしまういたずらな生き物なので、なんとか寝室に入ろうとしてきますヽ(´o`;
とても愛くるしいのですが、心を鬼にし、猫ちゃんが寝室に侵入しないようにしましょう!
猫ちゃんが入れないようにガードする扉もあるのですが、ちょっと値段が高いのと、廊下に設置しなければいけないので、注意が必要です(>人<;)
ねこの脱走防止 のぼれんニャン

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空気清浄機をつける
猫アレルギーの対策として最後にオススメなのが、空気洗浄機です( *`ω´)
空気洗浄機は、花粉などの空気中の細かいゴミや雑菌を倒す役割をしてくれますが、その機能は猫のフケにも効果的です♪
猫アレルギーに効果的な空気洗浄機の条件としては、
- HEPAフィルターが搭載されている
- 加湿機能がある
こちらの2つのポイントが重要で、空気中の猫アレルゲンの減少に効果的です♪
HEPAフィルターとは?
High Efficiency Particulate Air Filter(高性能微粒子フィルター)が略されたもので、JIS規格で「定格流量で粒形が0.3μmの粒子に対して99.97%以上の粒子捕集率をもち、かつ初期圧力損失が245Pa以下の性能を持つエアフィルターであること」と定義されています。
HEPAフィルターがついてる空気清浄機だとねこちゃんのアレルゲンをほとんど吸収してくれる事になります!
もう1つの加湿機能には、空気中の猫アレルゲンに水分が付着し、重くなることで、空気中への浮遊を抑えることができるので、物理的に猫アレルギーの原因であるアレルゲンの拡散を防ぐことが可能です!

その他の対策
オスの猫ちゃんの場合、去勢した後のアレルゲンの量が少なくなるということがわかっています!
そもそも猫アレルギーの原因は?

アレルギーの原因について詳しく知らないという方もいらっしゃると思いますが、アレルギーにはⅠ型〜Ⅳ型の4種類があり、猫アレルギーは花粉症などと同じⅠ型アレルギーに分類されます_φ(・_・
なので、症状も鼻水や目の痒み、充血など花粉症と似ているのが特徴です!
アレルギーとは?
アレルギーとは、細菌などが体内に入ってきた時に働く「免疫活動」が、食べ物などに過剰に反応してしまうことを呼び、アレルギーの原因となる物質をアレルゲンと呼びます。
猫アレルギーのアレルゲンになるタンパク質をFel d(Fel is domesticus)と呼び、現在確認されているもので8種類ある
猫アレルギーとは猫から分泌されたタンパク質が体内に入り、体が猫のタンパク質を異物(アレルゲン)と判断し、免疫活動が過剰に行われることで目の痒みや鼻水が出てしまうことです(>人<;)
そのため触れたりするとアレルギー反応が出るものは猫の毛だけではなく、
- 猫の毛
- ふけ
- 唾液
など、数多くあるので、猫アレルギーを軽減するにはそれなりに対策が必要になります(°_°)
猫アレルギーの症状とは?
猫アレルギーの症状は、主に目・鼻・喉・皮膚の4つに出ます。
どのような症状が出て、またそれに対する対策方法をまとめてました!
目の症状と対策方法
症状
- かゆみ
- 充血
- 涙が出る
などの結膜炎が一般的な症状です(>人<;)
目が痒くなっても決して手で擦るということはしないでください!
手の菌が入り、ものもらいなど、他の症状を引き起こす可能性があります(°_°)
対策方法
- 猫を触った手で目を触らない
- めがねをかける
- 手洗いを徹底する
- 目薬などをさす
などの対策があります(`_´)ゞ
手洗いは、石鹸をつけて爪の間や手の甲まで念入りに洗う必要があります。
猫ちゃんを触った、または猫ちゃんが触れたものを触った手で目を触ることは、猫アレルギーが出るアレルゲンを直接目に入れているようなものです( ; ; )
なので、手洗いは徹底的にする必要があるのです。
もし、猫ちゃんを触った手で目をこすってしまった場合は、目薬をさす。または流水で目を洗い流すなど、目を直接洗うようにしましょう。
アイボンなども効果があるので、備えておくといいでしょうd( ̄  ̄)
鼻の症状と対策方法
症状
- 鼻水
- 鼻づまり
- くしゃみ
などのアレルギー性鼻炎を起こす可能性がかなり高いです。
アレルギー性鼻炎は猫のフケなどに含まれている猫アレルゲンが花粉のように浮遊し、それらが鼻に入って引き起こすもので、対策がすごく難しいです( ; ; )
猫アレルギーの度合いによって症状に違いが出てくるのですが、ひどい場合、一日中くしゃみや鼻水が止まらないこともあります。
対策方法
- マスクをする
- 空気清浄機をつける
- 鼻うがいをする
マスクは花粉用などのフィルターがついたものをオススメします。
しかし、猫ちゃんのアレルゲンはスギ花粉の1/10ほどの大きさなので、完全に防ぐことはできません。
スギ花粉の直径 | 30~40μm |
ハウスダスト | 10~40μm |
黄砂 | 4μm |
PM2.5 | 2.5μm |
猫アレルゲンのサイズ | 約3~4μm |
そこで空気清浄機は大きな役割を果たしてくれるようになります♪(´ε` )
もちろん空気清浄機ですべての猫アレルゲンが除去できるわけではないのですが、空気清浄機があるとないとでは、症状に大きく差が出ます!
喉の症状と対策方法
症状
- 咳
- 喉の違和感
- 息切れ
などの症状の場合は喉がアレルギー性の炎症が起こることで気管支ぜんそくになっている可能性があります∑(゚Д゚)
息がしずらかったり、喉に違和感が出た場合は注意が必要です。
なぜなら、それは喉が腫れて気管が圧迫されていることがあり、ひどい場合、呼吸困難を引き起こす可能性もあります!
対策方法
- マスクをする
- 空気清浄機をつける
- うがいをする
こちら鼻と同じ対策を取るしかないです。こちらも原因は空気中のねこのフケに含まれているアレルゲンで、花粉と同じようなものです。
皮膚の症状と対策方法
症状
- かゆみ
- 赤み
- 蕁麻疹
などの症状が出た場合はアトピー性皮膚炎になっている可能性が高いです(>人<;)
アトピー性皮膚炎は皮膚が触れるものに対し、耐性が低い状態になってしまい、炎症を起こしてしまうことを言います。
大体の場合、少し腫れ、痒くなる程度で、特に何もする必要はなく少し時間が経てば良くなります。
しかし、すでにアトピーなど肌に疾患を抱えている方は症状がひどくなる場合もあり、その場合は病院に行くことをおすすめします。
この時、かゆみを伴いますが、決して掻かないようにしてください。掻いてしまうと悪化する可能性があります(>人<;)
対策方法
- 症状が出た場合、ねこに触れない
- ねこが触れたものに触れない
- こまめに掃除をする
- カーペットをやめる(フローリングにする)
肌に関しては対策を立てるのが難しく、またすべき対策も多いです。
こまめにすることがとても大切で、出来るだけ猫の毛を掃除する必要があります。
その際に、掃除機で吸うだけでは不十分なことが多いです。
そこで、オススメなのはコロコロです!
猫の毛はカーペットやクッション、ソファーに絡まっていることが多く、その場合掃除機では吸いきれないことが多いです。
掃除機とコロコロを併用することで、猫の毛の除去率は格段に上がります!
また、クイックルワイパーなどで床の拭き掃除も週に1度してあげるとオススメです!
猫アレルギーは治る?
猫アレルギーは完治するのが難しい?

まず、残念なお知らせで大変申し訳ないのですが、今現在、猫のアレルギーを完治する方法が明確に確立していないのです。(/ _ ; )
アレルギーは治療では完治はしない「慢性疾患」と呼ばれ、猫のアレルギーだけではなく、他のアレルギーも同じく、明確な完治するための治療法がありません。
しかし、1つだけ完治する可能性があるアレルゲン免疫療法と言われる治療法が現在あるのですが、後ほどご紹介しますね!
アレルギーはある日突然なることもあれば、アレルギーが突然治ることもあります。
なので、完治する可能性はないとは言えません!希望は捨てないでできることをしましょう!
まずは簡単に始めることができる薬を服用する治療法からご紹介します♪
即効性がある対症療法について
抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤は花粉症などの症状を抑えるためにも処方される一般的な薬となっています。
対症療法とは
病気に伴う症状を和らげるあるいは、消すための治療です。ガンなどによる痛みや治療による副作用の症状が強い場合などに、それそれの症状に応じた治療が行われます。ガンを取り除くといった、根治を目指す治療ではありませんが、辛い症状に対応して痛みや不快な症状を取り除くことで、生活の質を維持することを目指します。
つまり対症療法とは、アレルギーの反応を軽減させることで症状を抑えるという治療法です(^_-)
しかし、軽減するだけなので、猫ちゃんと暮らす限りは薬を服用し続ける必要があります( ; ; )
ちなみに抗アレルギー剤は市販のもので1ヶ月大体3,000円程度です。
アレグラ:Amazonで見てみる
対症療法のメリット
- 治療に即効性がある
- 病院に行かなくていい
対症療法のデメリット
- 一時的な効果しか見込めない
- 症状全てに効くわけではない
- 完治はしない
- 長期間薬を服用する必要がある
- 費用が莫大になる
一度、病院で診察を受ける必要はありますが、市販のお薬でいいと判断された場合に限り、病院に定期的に通う必要はありません!
しかし、対症療法は治すための治療法ではないので、猫ちゃんに触れる間はずっとお薬を服用する必要があります。
気になる対症療法の費用は?
例えば猫ちゃんと15年間一緒に暮らすとして、その間ずっとお薬を飲んだ場合の費用を計算してみると…
1ヶ月約3,000円×12ヶ月×15年間=約54万円
約54万円は少なくともかかるという計算になります∑(゚Д゚)
1年間で約36,000円の費用がかかるということはしっかりと認識しておく必要がありますm(_ _)m
完治の可能性があるアレルゲン免疫療法について

減感作療法と呼ばれることもあるアレルゲン免疫療法は薬を服用し、症状を抑える対症療法とは違い、アレルゲン免疫療法はアレルギーの原因である「アレルゲン」を少量ずつ体内に投与することで、体にアレルゲンの耐性(免疫)がつくようにし、アレルギー症状を軽減する療法です。
※注意事項
血液検査をして猫アレルギーの診断がある場合は保険が適用されますが、猫アレルギーと認められる数値が出ない場合は、保険適用外となるのでご注意ください(費用は頻度などによって変更されます。)
参考:アレルゲン免疫療法って何?|舌の下(したのした)で行う鳥居薬品の舌下免疫療法専門サイト
アレルゲン免疫療法のメリット
- 効果が持続する
- 唯一完治の可能性がある
- 副作用が少ない
- 長期的に見ると費用が安い
アレルゲン免疫療法のデメリット
- 効果がすぐに出ない
- 注射による痛みがある
- 3年以上治療に時間がかかる
対症療法とは違い、アレルゲン免疫療法は現時点で完治の可能性がある唯一の治療法になります!
効果が出てくるまでに時間はかかるのですが、少しずつ効果が大きくなり、ある一定治療していると市販薬を服用するよりも効果が得られるようになります!
※治療には個人差があるので、ご注意ください。
アレルゲン免疫療法の治療期間は3年は最低でもかかると言われていますが、お薬をずっと飲み続けるよりは短い期間での治療法と言えるのではないでしょうか?
気になるアレルゲン免疫療法の費用は?
治療の費用は保険が適用される場合とされない場合で大きく変わってきますが、今回は保険が適用された場合の費用をご紹介します。
※一度血液検査で猫アレルギーと診断を受けると保険が適用されるようになります。
アレルギーの種類によって金額が変動するのですが、1回の治療費は大体400〜1,000円程度と言われています。治療の頻度によって金額は変わるのですが、一般的に治療頻度は以下の通りと言われています。
治療期間 | 治療頻度 |
治療開始~2ヶ月間 | 週2回 |
2~3ヶ月間 | 週1回 |
3~5ヶ月間 | 2週間に1回 |
5ヶ月~3年間 | 月に1回 |
なので、1回の治療費を500円とし、上記の頻度で3年間治療をした場合、治療にかかる金額は、約26,500円です!
対症療法より圧倒的に費用を安く抑えることができそうですね♪(´ε` )
個人差はあるので、詳細はご近所の耳鼻咽喉科医院にご相談するのをオススメいたします。
まとめ
今回は、猫アレルギーの方に少しでも猫ちゃんと触れ合ってもらえるようになって欲しいという気持ちから猫アレルギーの対策についての記事を書きました(`_´)ゞ
正しく猫アレルギーについて理解をし、対策を立てて暮らせば猫ちゃんと暮らせる可能性があるということがお分りいただけましたか?
本当に猫ちゃんとの生活は苦労もたくさんしますし、とても大変なのです。
しかし、それ以上に猫ちゃんがいない生活が考えられないほど、日々の癒しになっていることも事実です(^_-)
私は猫ちゃんとゴロゴロするだけで、休みの日が終わってしまうことも多々あります。(笑)
そんななんでもないような幸せを猫ちゃんはくれるのです。
ぜひ、この記事が猫ちゃんと暮らしたいと考えている方の参考になればと思います♪
追記
この記事を書いている途中に猫アレルギーに効くワクチンが開発されたとのニュースが舞い込んできました!
まだテスト段階のようですが、この薬が一般的なものになれば、猫アレルギーが原因で猫ちゃんを飼うことを諦めていた多くの方にとって救いの手になるのではないでしょうか?
続報を待ちましょう♪
詳細はこちら:
https://news.livedoor.com/article/detail/16936287/